厚生労働省は、応募者の適性と能力だけで採用を判断する「公正な採用選考」を企業に求めています。そして、本籍・出生地、家族のこと、住宅状況、生活環境・家庭環境、宗教、支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人物、思想、労働組合や社会運動、購読新聞・雑誌・愛読書など、本人の適性・能力と関係のない事項を聞いたり、それで判断したりしないよう求めています。
採用選考時に配慮すべき14事項
聞かれたときの対応
| 状況 | 対応の例 |
|---|---|
| その場で答えたくない | 「その質問はお答えを控えさせていただいてもよろしいでしょうか」 |
| 答えてしまった | あとで大学やハローワークに報告する |
| 書類に記入欄があった | 大学のキャリアセンターに相談する |
報告・相談するには
聞かれた日時、企業名、面接官、質問の内容をメモして、大学のキャリアセンターやハローワークに報告しましょう。こうした報告は、企業に改善を求めるきっかけにもなります。
「尊敬する人物」「愛読書」のような質問は、悪気なく聞かれることもあります。それでも、公正な採用選考の観点から配慮が求められている事項です。答えるかどうかは、自分で判断して構いません。
出典・参考:厚生労働省 青森労働局「採用選考時に配慮すべき事項」、厚生労働省「公正な採用選考の基本」(2026年11月時点で確認)