文部科学省・厚生労働省の「令和6年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」では、2025年3月に卒業した大学生の就職率は98.0%でした。ただしこれは「就職を希望した人」のうち就職した人の割合です。進学や就職を希望しなかった人は分母に含まれないため、「卒業生の98%が就職した」という意味ではありません。
調査の数字(2025年3月卒業者・4月1日現在)
就職率と内定率の違い
- 就職率:卒業後の4月1日時点で、就職希望者のうち就職した人の割合
- 内定率(就職内定率):卒業前の各時点(10月、12月、2月など)で、就職希望者のうち内定をもらっている人の割合
同じ調査で卒業前の時期ごとの内定率も公表されています。秋の時点でまだ内定がなくても、卒業までに多くの人が就職先を決めていることがわかります。
データを読むときの注意
- 「就職希望者」が分母なので、途中で就職をあきらめた人は含まれない
- 抽出調査なので、すべての大学を調べた数字ではない
- 「希望する企業に入れたか」は表していない
数字が高いからといって油断は禁物ですが、「就活をすれば多くの人がどこかに就職している」ことは事実です。過度に不安になる必要はありません(就活が不安でたまらない。どうすればいい?)。
出典・参考:文部科学省「令和6年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」(2026年11月時点で確認)