短所の質問で企業が知りたいのは、自分を客観的に見られているか、そして改善しようとしているかです。短所を正直に認めたうえで、「それによって起きた失敗」と「改善のために今していること」をセットで伝えるのが基本の型です。
答え方の型
例文
「私の短所は、一つのことにこだわりすぎて時間をかけてしまうところです。ゼミの発表準備で資料の細部にこだわり、全体の練習時間が足りなくなったことがあります。それ以来、作業を始める前に締め切りから逆算して時間配分を決め、7割できた段階で一度人に見てもらうようにしています。その結果、期限内に質の高い資料を仕上げられるようになりました。」
避けたほうがいい短所
- 社会人として致命的に見えるもの:時間を守れない、嘘をつく、約束を忘れる
- 志望職種と正面からぶつかるもの:経理職志望で「数字に弱い」など
- 短所に見えない短所:「頑張りすぎる」「完璧主義」だけで終わるもの(改善の話がないと逃げに見える)
- 「短所はありません」
長所と短所はつながっている
短所は長所の裏返しであることが多いです。長所と短所を同じ性質の表と裏として話すと、自己理解の深さが伝わります(性格を長所・強みに言い換えるには?)。
| 長所 | 裏返しの短所 |
|---|---|
| 慎重で丁寧 | 決断に時間がかかる |
| 行動力がある | 準備が足りないまま動くことがある |
| 責任感が強い | 一人で抱え込みがち |
| 好奇心が旺盛 | 興味が移りやすい |
面接では「その短所で困ったことは?」と深掘りされることがあります。具体的な場面を一つ準備しておきましょう。