企業がガクチカで見ているのは、経験の大きさではなく、課題に対して自分で考えて行動した過程です。このケースの学生は、「ただのコンビニのアルバイト」と思っていた経験の中から、自分なりに工夫した場面を掘り起こしたことで、面接で高く評価されました。
このコラムは、就活でよくある事例をもとに構成した架空のケースです。
状況:「書けることが何もない」
Dさんは、サークルにも入らず、留学経験もなく、コンビニのアルバイトを3年間続けていただけでした。ESのガクチカ欄を前に「書けることが何もない」と手が止まっていました。
掘り起こし:小さな工夫を探す
キャリアセンターの職員に「アルバイトで困ったことは?」と聞かれ、Dさんは次のことを思い出しました。
- 深夜帯の新人がレジ操作を覚えられず、ミスが多かった
- そこで、よく使う操作を写真つきの1枚の手順表にまとめ、レジ横に置いた
- その後、新人のレジのミスが目に見えて減り、店長にほめられた
STARで整理した結果
結果と学び
面接では「なぜ手順表を作ろうと思ったのか」と深掘りされ、「新人が質問しにくそうにしていたから」と答えたところ、相手の立場で考える力として評価されました。
「当たり前にやっていたこと」の中に、ガクチカの種は必ずあります。困ったことと、それに対してやったことを思い出してみましょう(ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がない)。